マウス口腔内実験に用いる
新規立体可動型開口器の開発について

日本歯科大学の倉治竜太郎、橋本修一両先生により、口腔内の実験がより円滑に実施出来るよう、従来型の「橋本式開口器」を開口用左右牽引フックを可動式に改良すること等が発案され、新規開口器を弊社、野中理化製作所にて製品化いたしました。
  • MK立体可動型 橋本式開口器 NR-3(マウス用)
  • MK立体可動型 橋本式開口器 NR-4(ラット用)※今後発売予定
  • MK開口器アルミスタンド
  • シリコン製マウス・ラット用ピロー(枕)
新たに開発した立体可動型開口器』
歯周病学をはじめとする歯科分野の研究において、ラットやマウスなど齧歯類の口腔内を対象とした実験を行います。
こうした動物の口腔内に種々の処置を行う場合には、開口状態の安定した保持や視野確保が極めて重要な要素となるため、開口器を開発いたしました。

開口器本体は総ステンレス製であるため、オートクレーブや乾熱滅菌後、繰り返し使用することができます。
立体可動型開口器
アルミ製開口器スタンド
マウス専用ピロー(枕)
組み立て時
開口器装着時
令和4年9月に行われた歯周病学会にて
歯周病学会での『立体可動型開口器』の展示をした様子です。
全国の研究者の皆様からの質問等も多く、この『立体可動型開口器』が歯科分野での研究や各種実験において重要な役割を担うことができると考えております。
実用に向けて
従来型の「標準 橋本式開口器」に続き、令和4年2月『立体可動型開口器』も実用新案として登録されました。
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